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業種ガイド > コンサート・ライブ照明
音楽制作の仕事
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暗号文のような言葉が飛び交う現場

暗号文のような言葉が飛び交う現場
企画力 社交性 創造力 技術力 音楽性 行動力 体力 アーティスト接近度

コンサート・ライブの楽しみは、なんといっても「生」の音が聴けること。
他に、人それぞれ楽しみ方があるだろうが、照明効果をあげる人も多いだろう。
なぜなら、音の強弱や音楽が表現する楽しさや寂しさ、時には怒りや悲しみを、ライティングで一瞬にして脳裏に刻みつけてしまうからだ。

光の演出家

コンサート・ライブ照明の仕事は、ステージ上の視覚的な演出を、光でデザインし表現することである。
では、彼らはどのようにして音と光を結び付け、楽器の持つそれぞれの音色を光としてあらわすのだろうか。
また、アーティストが意図しているコンサート・ライブイメージやサウンドに対し、どんなライティングプランを具体的に練るのだろうか。

イメージを具現化

コンサート・ライブ照明の依頼が来ると、まずライティングディレクターを囲んでの打ち合わせ。
それをもとにライティングデザイナーが照明イメージを仕込み図に書き込んでいく。
その仕込み図に従って機材を確認し、現場へ運ぶ。
そして仕込みの作業が始まり、その後テストが繰り返し行われる。

ライトの位置とフィルターの色番号

そこでは「タテのハチニイイチ」などという、まるで暗号文のようなあやしい言葉が飛び交っている。
され、その「タテのハチニイイチ」とは何なのか。
それは新人の証明マンが仕事の第一歩として覚えなければならないもの。
すなわち、ライトの位置と、ライトにかぶせるフィルターの色番号の事である。
コンサートが始まると、チーフオペレーターが操作する調光卓によって、光(可視光)の照度、陰影、方向、変化、色彩を組み合わせる。
すると、サウンドに合わせてシーンが作られていく。そして美しい光のオブジェが出来上がるのだ。

光で音を表現する

ハッとするストロボのような強烈さもあれば、優しい暖かな日だまりも光で表現してしまう。
ライティングの持つ神秘性が創り出すものなのか、コンサート照明は実に奥が深く、芸術性も高い。
アーティストの演奏とシンクロさせて、私たちの聴覚と視覚を同時に刺激しトリップさせてくれる。
こんな魔法のようなライティングを作り出してくれるのが、ライティングエンジニアたちなのである。