曲よりも、詩よりも先にコンセプトが先行している場合もある
以前の歌謡界では、作詞家、作曲家というものが純然と分かれていた。
そしてヒット曲の多くは彼らの手によるものだった。
だがニューミュージック全盛期以後、自作自演のミュージシャンが増えたため、
作詞家、作曲家による作品は減っているのが現状だ。
最近では、自分もミュージシャンとして活動している人が他の人に曲を提供するケースが多い。
作詞・作曲は、基本的には本人のセンスが大きくものをいう。
とはいえ、楽曲の基礎知識や音楽理論などを知っているに越したことはない。
勉強するためには、どんな方法があるのだろうか。
1.大学に進学
音楽大、芸術系大学の音楽科に進学し学ぶ(作詞は学べないことが多いかも)。
クラシックを本格的にやってるうちに飽きてしまって中退したあと、
ポピュラー音楽で成功なんていうアウロトーもいて面白い。
2.専門学校に進学
最近はたくさんの音楽専門が出来ているので、その中の作詞・作曲科に進む。
実践に則したやり方で教えてくれるはずだ。
3.作詞家、作曲家に個人的な教室に通う
著名な作詞家、作曲家は自分で作詞教室のような教室を開いていることが多い。
そのような教室へ行き、ノウハウを学ぶのもいいだろう。
4.通信講座を受講する
通信講座は実にいろいろなものが解説されているが、その中に「作詞・作曲」もあることが多い。
新聞の広告によく出ているので探してみよう。費用もそれほど高くなく、手頃だ。
5.本を買って勉強する
作詞・作曲のハウツー本は多数出版されている。
少し大きめの書店に行けば、音楽の本のコーナーに沢山あるので、
その中から自分のレベルにあったものを選ぼう。
マイペースでできるのがいいところ。
6.曲を聴きまくる
CD、レコード、ラジオ、テレビ、ライブなどなど、片っ端から音楽を聴きまくる。
作詞家志望なら、歌詞カードや歌本をじっくり読んでみる。
結構身になるものだ。
7.とにかく実戦
下手でも、形になっていなくてもいい。
まずは自分でやぅてみることがなによりの勉強だ。